「文章力」の正体


「文章力」というのは、
そのほとんどが、実は
「構成力」
というもので、構成されています。


文章というのは、
どんなに長くても、
また、短くても
コトバの配列にすぎません。


だから、


コトバを、どう、
順列組み合わせしていくか・・・

どれだけ自由に組み合わせられるか。
どれだけ、効果的に並べられるか。

が、つまりは、
「文章力」というわけです。

ブログやメルマガの文章添削で、
クライアントさんがビックリされるのも、
やっぱり、この点です。


なんかね・・・


ものすごくキビシイこと言われて、凹んで
もう書けなくなったらどうしよう・・

みたいな、
悲壮な決意で添削受けてくださる方も、
いるみたいなんですけどね。

(わたしは、そんなに怖く見えますかねえ・・^^;)


ご指摘させていただくのは、
ほんの、ちょっとのこと。


この一文を、
このパラグラフの前に持って来て。

とか、

このコトバは、
こっちのコトバと場所を入れ替えて。

とか。


それだけのことで、
読みやすさも、
伝わりやすさも
まるで違っちゃうのです。



たとえば・・・
本当に簡単なコトバで


「あなたに、来てほしいんです」
と、言うのと

「来てほしいんです。あなたに」
と、言うのでは


伝わるもののナカミが違う。

(あなたの好きな人から言われるなら、
 どっちがいい?)



意味は変わらないのに
意味が、変わってしまう。


コトバが、どう並ぶか。

それだけで、
コトバから導き出される、
コトバによって現れる世界って、
すっかり変わってしまうんです。

まるで、万華鏡みたいにね。